開扇形筒向 |
三角形の一辺に少し丸みを付けた深向付。木ゴテを用い扇の要となる形状を入角の要領で作る。 |
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蛙目粘土 |
花崗岩の分解によってできるカオリンを主成分とする粘土。 |
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掻落し |
作品に化粧泥を施し、カンナやニードルを用い模様を削りだす技法。 |
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ガス窯 |
ガスを熱源とする窯。比較的温度調整もしやすく安定した焼成、還元焔も得られる。 |
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可塑水量 |
最も成形しやすい水分量、約20%。 |
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型おこし |
型を用いた成形技法。 |
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型押模様 |
突起部分を生素地に押し付け凹凸に文様を付ける技法。 |
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片口鉢の形状(ロクロ) |
丸く挽き終えた形を片口鉢へと変形させるポイントとその技術。 |
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肩の作り方 |
徳利や花入の肩を上手に作る技術。 |
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窯温度の測定 |
熱電対とパイロメーターによる測定。ゼーゲル錐の使い方。 |
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窯道具の使い方 |
棚板、サイコロ、支柱、メ、ハマなど使用目的と使い方を学ぶ。 |
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亀板の使い方(Zボード) |
大物や皿を挽くために用いるロクロ盤にセットする板の使い方。 |
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蚊帳文様(化粧) |
半乾燥させた素地に蚊帳を当て、その上から筆や刷毛で化粧泥を塗り文様を描く。 |
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唐草縁飾り |
皿や鉢の縁に唐草の文様を描く手法。 |
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唐津焼 |
唐津市周辺の陶器。砂目の粗い硬い土で鉄分を含有し、酸化で赤く、還元で暗い鼠色となる。 |
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伽藍香合 |
古寺の土台石である伽藍石をモチーフにしたもので、伊賀の独壇場といえる香合。 |
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皮鯨 |
器の口縁全体に鉄釉か弁柄を施し茶褐色に焼き上げたもの。 |
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皮の当て方(ロクロ) |
口縁の厚みや丸みを整えるため、小さな皮を用いる、その持ち方と当て方。 |
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還元焼成 |
燃料を不完全燃焼させ、燃料が燃焼するための酸素を素地や釉薬から奪い取らせる。 |
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貫入薩摩チョーク文 |
素焼の薩摩素地にチョークを用い絵を描き、薩摩貫入釉を掛け本焼成する手法。 |
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幾何学形向付 |
タタラまたはひも作りで左右非対称や幾何学形の形を作り、織部装飾を施す。 |
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菊練 |
粘土の中にある気泡の除去。 |
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菊花形向付 |
やや深めの椀形に成形。少し乾かした後、弓を用い口縁を細い輪花に切り取る。 |
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木ゴテの当て方(ロクロ) |
表面の凹凸や形の整え、また底締めなど、目的に合わせた木ゴテの使い方を学ぶ。 |
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木ゴテの使い方 |
ひも作り成形で厚み揃えや形を整える際使用する木ゴテを効果的に使いこなすテクニック。 |
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素地 |
主に成形後、素焼後の作品をさす。 |
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キズ(接着) |
粘土と粘土を貼り付ける際、接着力を上げるために表面に施すキズ。 |
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亀甲重文 |
六角形を平行に半段ずつずらし、つなぎ並べた文様。二重線や内側に点を描くことも多い。 |
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木節粘土 |
層状に堆積した粘土、可塑性大。 |
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切糸の使い方(ロクロ) |
粘土の塊から出来上がった作品を切り離すための切糸の位置、引き方、タイミングを学ぶ。 |
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切糸の使い方(作品外し) |
手ロクロから成形を終えた作品を切り離す際の注意点やポイント。 |
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金液 |
金を液状にし、素地の上に描きやすくしたもの。 |
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銀液 |
本来銀液とされるものは、パラジウム、白金などで、銀は色の変化が生じるため用いない。 |
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金彩 |
本焼後の素地に金の文様を施す手法。 |
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銀彩 |
本焼で釉薬による下絵を描き、銀や白金、プラチナを用い文様を作る、または描く手法。 |
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金箔文様 |
金の箔を様々な形に切り、本焼後の素地に貼り付け文様を作り、上絵焼成を行う。 |
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銀箔文様 |
銀箔を様々な形に切り、組み合わせることで文様を作り、本焼素地に貼り付け上絵焼成を行う。 |
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草花文 |
首をうなだれた茎を描き、その先八の字、内側下に点を4〜5ケ描いた文様。 |
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串団子 |
弁柄など下絵顔料を丸く二つから三つ塗りつぶし、一本の線を串のごとく通した文様。 |
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櫛目 |
柔らかい生素地に櫛のように先端が多数に分かれたものを用い、平行線を刻む技法。 |
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櫛目装飾壷(ロクロ) |
ロクロ成形で櫛目を加えさらに膨らみを付けた文様の作り方とポイントを学ぶ。 |
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口切(弓) |
手ロクロで成形の作品を弓で口切りするポイント。 |
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口の切り方(剣先カンナ) |
円ではない形や、初心者が安全できれいに口を切り仕上げを行う技術。 |
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口の切り方(ロクロ) |
口縁部を水平に整えるため、弓や針を用い切る技術。 |
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口の締め方(ロクロ) |
水びきでの成形は、口縁部に水気の多い土がたまり、口切れなどの原因となるため締めを行う。 |
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沓形 |
切り立ちよりも上部が狭まり、口造りは不規則な楕円形をなす。 |
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首の締め方(ロクロ) |
徳利や壷など首を細める技術を学ぶ。 |
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首の作り方 |
徳利や壷の首や口をどのように作ると失敗しないか、そのテクニック。 |
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首の作り方(袋物) |
徳利や壷の口を作る技術とその形状、口切、皮の当て方など。 |
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化粧イッチン |
素地に化粧泥を施し、素早く異なる色のイッチン模様を描く技法。 |
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化粧うずら |
器に化粧泥を施し即座に異なる色泥を10ミリピッチでイッチンし、針を用いうずら文様を作る技法。 |
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化粧重ね塗り |
色化粧泥を効果が期待できる順に3色程度重ね、微妙な色の組み合わせで模様を作る。 |
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化粧流し |
化粧泥を壷や甕の首や肩からタコ足状に流し掛け文様を作る技法。 |
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盒子 |
香合など坏土で自由な形を作り蓋と胴の二つに切り離し、内部をくり抜き蓋物にしたもの。 |
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高台削り(手作り) |
ひも作りで成形した湯呑や鉢の高台を削り出しで作る技術。 |
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高台の削り出し(ロクロ) |
高台をきれいに削り出すためのカンナの当て方、力の入れ方、そのポイントなど。 |
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焦げ |
焼成中に炭化状態になった部分またはそのように見える装飾技法 |
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碁筍底 |
碁石を入れる器の底に似た形状。高台の高さは削り出さず、内側のみ数ミリ彫り込んだもの。 |
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碁筍底の削り方 |
碁石を入れる器の底に似ていることからこの名が有り、高台を付けず内部を数ミリ彫り込む。 |
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骨描 |
呉須を通常の濃度に溶き、絵の輪郭などを面相筆を用い細く描く。 |
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粉引 |
本来、色土で作られた作品を白く見せるため、水分量の多い白泥を全体に施したもの。 |
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胡麻 |
燃料の灰が器面に降り熔けたもので赤松系の灰は黄胡麻、広葉樹系は緑がかった青胡麻になる。 |
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