全国旅手帖伊賀焼 三軒窯(いがやき さんげんがま)/伊賀焼

伊賀焼 三軒窯 [いがやき さんげんがま]



案内板の路地を左折
市街地から国道163号線を約15分、郷土料理の店「ふる里」を通り過ぎ三軒家の交差点を右折して大和街道を数分走ると案内板(写真左上)が見えてきます。三軒家の交差点からは5分ほどで「三軒窯」に到着です。「上野産業会館前」からバスも利用できます(三重交通バス「中矢」行き、バス停「三軒家」下車)。

7基の穴窯を焼き上がりの違いを前提に使い分け、伊賀焼ならではの景色をつけています。
これらの穴窯は大小用意されていますので陶芸グループや、教室での使用希望があれば貸して頂けます。
敷地内にそびえる粘土層の断面には以前陶土を掘り出していた名残の穴が開いていました(写真左)。この辺りは大昔、琵琶湖の底だったため、このような粘土層が形成されたそうです。
新歓嗣さんがロクロ形成を行う仕事場 工房内には素焼や成形後の作品が所狭しと並べられています
成形や装飾を行う道具がたくさん! 素焼は電気窯で行います
数種類の釉薬 灰は茶こしで振りかけます 窯詰めを待つ皿
茶こしを使って松灰を振りかける様子です(写真下段中央)。ガスや電気窯で焼成する場合、薪窯のような自然降灰がないため、このように事前に振りかけ降灰の効果を出します。一般的に伊賀の釉薬ではビードロ釉が使用されますが、その釉薬も何種類かを用意し使い分けられます。
「三軒窯ギャラリー」

 ■新 歓嗣氏の作品



伊賀焼といえば「耳付花入」や「蹲(うずくまる)」のような伝統的な作品を手がける作家が多い中、新歓嗣氏はお伽話を主題にした夢のある作品や新しい造形美を追及した作品にも熱を入れています。
■新 歓嗣氏 略歴
1944年
1968年
1971年

1975年
大阪に生まれる
大阪芸術クラフトデザイン陶芸科卒業
岸和田にて工房を構え作陶
泉北須恵古窯発掘調査に参加
伊賀上野に移り築窯
■新 学氏の作品

三軒窯二代目・新 学氏のギャラリー


■新 学氏 略歴
1973年
1995年
1999年

2002年
2003年〜
大阪に生まれる
関西大学文学部卒業
父・新 歓嗣氏に師事
伊賀上野三軒窯にて作陶
神戸にて初個展
個展を中心に活動
DATA
住所 三重県伊賀市長田三軒家4145
TEL 0595-23-8933
OPEN
休業日
料金
アクセス 伊賀市街地から国道163号線を京都方面へ15分。

※掲載情報は変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください


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