全国旅手帖無風庵(むふうあん)/瀬戸焼

無風庵 [むふうあん]

瀬戸の市街地を見渡せる高台に建てられた草葺き入母屋造りの「無風庵」は瀬戸の陶芸の確立に大きな足跡を残した工芸家・藤井達吉(ふじいたつきち・1881〜1964)ゆかりの草庵です。もとは小原村の芸術家村で工房として使用していたものを、昭和27年「茶室無風庵」として移築。平成13年に本来の趣を残し全面改修しました。
現在は茶室のほか、ギャラリー兼休憩所として利用できます。「無風庵」へと向かうスロープの途中には瀬戸染付の陶板がかけられ目を楽しませてくれます。
名鉄尾張瀬戸駅から徒歩10分程度。曲がり角には案内板が立てられ迷う心配もありません。駅前の大通りから一本路地へ入ると陶製のオブジェが飾られた塀を発見。瀬戸市では「愛・地球博」を契機に「やきものの街・瀬戸」の歴史を発展継承する街づくりに取り組んでいます。
DATA
住所 愛知県瀬戸市仲切町51
TEL 0561-88-2542(瀬戸市まるっとミュージアム課)
OPEN 10:00〜15:00
休業日 毎週水曜日
料金 無料
アクセス 名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」下車、徒歩10分

※掲載情報は変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください


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