用語大事典




■ら■

雷文 ライモン
稲妻をデザイン化したもの。稲妻形に屈折した線で形成する連続模様や四角い渦巻き状の文様。


楽焼 ラクヤキ
(1)京都の軟質雅陶。初代長次郎が豊臣秀吉の聚楽第内で、千利休の指導で製陶し、初め聚楽焼と呼ばれた。次いで二代常慶が樂の印字を秀吉から賜り、以後家号としてこれ(樂家)を用い、やきものは樂焼の名で呼ばれるようになった。樂焼はいずれも指先で捻って作る手捻り手捏ねで焼成火度の低い軟質の粗陶器である。(2)観光地や行楽地などで顧客が軟陶質の素焼素地に下絵で絵付すれば業者が低温で溶ける透明釉を掛け簡単な電気炉などで手軽に(800〜900度)焼付けてくれるやきもの。これも普通名詞で楽焼という。


楽焼釉 ラクヤキグスリ
楽焼に使う低下度のフリット釉。


ラスター彩 ラスターサイ
ラスターの原義は、きらめきとか輝きとかいう英語。光の角度によってやきものの表面がキラキラと七色の虹のように輝く光沢をもつペルシア施釉陶器。この現象は、釉薬の表面に置かれた顔料の非常に薄い金属皮膜が光線を複雑に乱反射するオパール現象によって、生ずるもので、金彩などのストレートな輝きとは異質の幻想的なものといえる。


卵殻磁器 ランカクジキ
卵の殻のように薄い素地で中国明代に作られた精緻な磁器。


藍彩 ランサイ
唐三彩の一種。コバルト低火度釉を施された青い軟陶器。





■り■

李朝陶磁 リチョウトウジ
朝鮮李王朝時代(1392〜1910)の陶磁器。


琉球焼 リュウキュウヤキ
琉球(沖縄)のやきもの。17世紀初頭に薩摩から朝鮮人陶工が招かれ、製陶技術を学んだという。


輪花 リンカ
花弁のように開いた輪郭の皿や鉢。





■る■

擂茶 ルイザ
擂座とも書く。茶入の口造りが立ちのびて、その廻りに金物の菊座鋲のような円形を貼付したもの。水指などにもある。擂茶は中国で茶を研磨する擂木のこと。


瑠璃釉 ルリグスリ
酸化コバルトで着色した色釉の一種。





■れ■

レキュトス レキュトス
手付長頸壷。古代ギリシャの香油用壷。


蓮華口 レンゲグチ
青磁花入の一種。口の形状が蓮華を象ったもの。


連子杯 レンシハイ
口から下が急激にすぼまって底足のすこぶる小さな杯。


■ろ■

ロイヤル・コペンハーゲン ロイヤル・コペンハーゲン
デンマークの首都コペンハーゲンのロイヤル・コペンハーゲン窯で焼かれる磁器。


蝋抜き ロウヌキ
溶かした蝋で素地に模様を描き、施釉すると蝋の部分だけ彩釉を弾きそこが装飾となる。


轆轤 ロクロ
陶磁器成形用の施盤(回転円盤)。うろくり(空転)が語源とされる。回転方向は、日本では殆どが右回り、中国や欧米では左回り。




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