• 九州
  • 波佐見焼
  • 磁器

藤川 法男Fujikawa Norio

1957年10月生まれ

〒859-3701 長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷855-1
TEL.0956-85-3711 E-mail:runsui@isis.ocn.ne.jp
「色絵万暦山水角皿」
「色絵万暦山水角皿」150,000円
「色絵はるののげし葉型小鉢」
「色絵はるののげし葉型小鉢」5,000円
「色絵はくさんいちげ楕円皿」
「色絵はくさんいちげ楕円皿」8,000円
「色絵万暦山水深鉢」
「色絵万暦山水深鉢」6,000円
「色絵黒百合ス−プカップ」
「色絵黒百合ス−プカップ」7,000円

作家写真

plofile

1957年
長崎県に生まれる
76年
有田工業高校を卒業
87年
九州山口陶磁展入選
88年
藍水窯築窯
●主な作品のテーマ
磁器にない柔らかさを生かす
●主な制作技法
型打ち
●胎土の種類
天草陶土
●主に使用する窯の種類
電気窯・ガス窯
●師
金武自然、徳永象二、田沢大助
●工房見学
●Message
従来の磁器の品格や鮮やかさを残しながら、現代の食生活に似合う形状、色などを考慮して食事が楽しくできるように努力しています。今後は洋食器も手掛けたいと思っています。
〜手の痕跡が残った色絵磁器〜
 「冷たくて硬い」のが、きっと磁器にまつわる一般的なイメージではないでしょうか。確かに、有田(佐賀)や九谷(石川)など、伝統的な磁器の産地で作られている器の数々は、ほとんどが整然としたシンメトリーな形をしていて、精細な色絵が描かれており、良くも悪くもそんな磁器のイメージが損なわれることはまずありません。
 藤川法男氏が、最初、有田で絵付の修業をはじめることでこの道に入ったと聞いて、少し意外な気がしました。というのも、藤川氏の作る磁器は、皿の表面はデコボコと波打ち、縁は揺らいでいます。よく見られるように、まん丸い円や定規で測ったような矩形の器ではないからです。磁器であっても、あたたかみや親しみを感じてしまいます。もちろん絵付の意匠も、古くから使われてきた文様をなぞって描いたようなものはなく、形と一致した開放的で明るい穏やかさのある色絵であり、それらはとても新鮮です。
 磁器の器のイメージをそっと払い落としながら、ゆったりとした、茫洋たる色絵磁器を作ってみせる稀な作家です。
の目
絵付磁器激戦の波佐見にあって、万歴山水の色絵はひょうひょうと描かれていて形や口造りともよく似合っているところが氏の成せる業であり個性といえる。葉型小鉢のデザインも気が利いていて他の作品にも興味が及ぶ。

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