全国旅手帖美濃焼(史跡・名所・レジャー施設)

美濃焼写真 美濃焼タイトル
ショップ
お食事
本町オリベストリート

◎多治見では今、古いものを活かした新しい町づくりが進められています。コンセプトは、古田織部の斬新な精神性=オリベイズム。その開発エリアが、やきもの都市・多治見の歴史を色濃く残す本町筋です。本町オリベストリートと名付けられた約400mの通りには、明治初期から昭和初期に建てられた商家や蔵に交じって個性的な店舗が並びつつあります。中心のたじみ創造館には、観光情報も得られるPRセンターや、ギャラリー、体験工房などがあります。
住所 岐阜県多治見市本町
TEL 0572-23-5444(多治見市PRセンター)
アクセス JR多治見駅下車、徒歩10分
窯元
ショップ
市之倉オリベストリート

◎本町と並ぶもう一つのオリベストリート。盃の里として知られる市之倉町にある窯元が建ち並ぶのどかな通りです。50軒以上ある窯元のうち陶器店を併設する約20軒ほどの窯元は予約なしでも気軽に立ち寄り窯元作品を購入できます。ただし臨時休業やお昼休みなどもありますので事前に確認してからのお出かけをおすすめします。
住所 岐阜県多治見市市之倉町
アクセス JR多治見駅より東鉄バスで15分、「市之倉」下車すぐ
景観
虎渓山 永保寺(こけいざん えいほうじ)

◎虎渓山は、中国・廬山の虎渓の渓谷美に似ていることから名付けられたといわれる景勝地です。その自然林に建つ永保寺は、約680年の歴史を持つ臨済宗南禅寺派の名刹。日本3名園の1つという池泉回遊式庭園や、国宝の開山堂、観音堂は見応え充分です。そしてやきものファンなら、陶製の織部灯籠はやはり見逃せません。虎渓山永保寺の回遊式庭園は国の名勝にも指定されています。
住所 岐阜県多治見市虎渓山町1-40
TEL 0572-22-0351
OPEN 5:00〜17:00
休業日 12月1〜7日入山不可
料金 無料
アクセス JR多治見駅より東濃鉄道バス「虎渓山」下車、徒歩5分
建造物
神言会 多治見修道院(しんげんかい たじみしゅうどういん)

◎日本3大修道院の1つが、ここ多治見にあります。1930年、神言会の日本管区総本部としてドイツ人モール神父によって建てられました。見どころはバロック建築の建物、大聖堂天井のフレスコ画、壁画、ステンドグラスなど異国情緒あふれたものばかり。修道士手作りのワインやクッキーも人気で目先の変わったお土産になりそうです。
住所 岐阜県多治見市緑が丘38
TEL 0572-22-1583
OPEN 9:30〜15:30 ※日曜日は11:00〜15:30
休業日 毎週月曜日、年末年始
料金 無料
アクセス JR多治見駅より東濃鉄道バス「弁天町」下車、徒歩15分
URL http://www15.ocn.ne.jp/~svd/
景観
駅前広場のモニュメント

◎多治見では市内のあちこちで地元陶芸家の手による陶のモニュメントに出会えます。まずJR多治見駅を降りると待合室に陶壁、駅前広場には人間国宝・加藤卓男氏や鈴木蔵氏らのオブジェが設置されています。また土岐川の河川敷はタイルで加飾され、橋の上には織部焼のモニュメントがあったりして、まるで野外ギャラリーのようです。器探しの合間にも、どうぞ、お見逃しなきように。
住所 岐阜県多治見市音羽町2
アクセス JR多治見駅下車すぐ
建造物
根本連房式登窯(ねもとれんぼうしきのぼりがま)

◎美濃地方に残る貴重な磁器の古窯跡。ここで焼かれた精緻な染付磁器は「根本焼」と呼ばれて明治期に頂点を極めましたが、この登窯を最後に途絶えています。美濃周辺には確認されているだけで1,000カ所もの古窯跡があるといわれますが、ここは多治見市の文化財に指定されていて、一見の価値あり。美濃焼の栄華の一端を感じさせてくれます。
住所 岐阜県多治見市根本町
アクセス JR太多線根元駅下車、徒歩20分

※掲載情報は変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください

陶芸通信講座広告