| ○木ゴテを上手に使い作品のグレードを上げる |
ひも作りをマスターすれば、高レベルの公募展で入選を果たせるような、自由な形であり大きな作品の成形も可能となります。
日本新工芸展・日展・女流陶芸展・朝日陶芸展・日本陶芸展は、日本では最もレベルが高い公募展と言えます。それだけに入選はそう容易ではありませんが、私の生徒の多くは2〜3年という短期間でそのレベルに達します。それはデザイン力を上げることにもありますが、技術面ではひも作りでの木ゴテと指使いの徹底指導にあります。ここではそのスペシャルテクニックを披露致します。
まず木ゴテを作品表面に平らにしっかり当て、内側に入れた指との間で厚みや形を整えていくというものです。壷では肩にボリュームを付けるために、また、あらゆる形を造り、更に表面をきれいに仕上げることができるハイテクニックです。じっくり取り組みマスターして下さい。 |
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 | コテは右手で平たい部分が作品の表面に当たるようにしっかり持ち、作品の丸みに合わせて押しつけるように当て、内側に入れた左手の指全体を使うように反らせ、コテに押しつけるように土をはさみ凹凸がなくなるまで繰り返す。このときコテはしっかり当てていないと形が崩れ、またコテの当て位置を丸みに合わせて角度を変えて移動させなければ丸みがつぶれてなくなっていくこととなります。常に形の確認を。 |
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 | コテは常にしっかりにぎり、コテでこするのではなく、平たい面を作品表面に当てがう。内側に入れた指は逆反りぎみに反らせ、外に当てたコテに土を押しつけぎみに凸部分を押さえ厚みを平均化させていく。このとき肩の内側などひものつなぎのしにくい箇所はひもの土を上から下にコテに押しつけるように移動させることによりつなぎを確実なものとすることができ、内側の凹凸も取り除くことができます。これは釉がけを行ったときの掛かりむらを防ぐこととなるので丁寧に仕上げることが大切です。 |
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ポ イ ン ト | コテで表面をこすることで凹凸を消すことができますが、これは凹凸が取れてなくなったのではなく、大半は反対面に移動したにすぎず、従って、内外、内外とコテがけを繰り返しても凹凸をなくし厚みをそろえることにはなりません。そこでコテでこするのではなく、コテの平らな面を作品の表面に当て、内側に当てた手の平とではさむことで凸面をつぶし、なくしていきます。さらにコテはひものつなぎを助けると同時にきれいな丸みを作り出すのにも効果を発揮します。コテには種類があるので目的に合ったコテを用い、ケズリに頼らないきれいな仕上げを目指しましょう |
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 | 胴の太い壷などから細い首を作りだしていくのは結構難しい技術ですが、首がうまく中心にきていないとバランスの悪い形となります。そこでまず肩から首にむけ何周も同じ動作を繰り返し、作りたい首の太さになるまでしぼりこむ。次に指を深く内側に入れ指先を作りたい丸みに曲げ、首のつけ根に当てる。少し引き上げぎみに力を固定させ、外の指で押しはさむようにしながら形づけていきます |
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