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| インターネット版 No.95 | 全3ページ 1 | 2 | 3 |
| 1 | ・やきもの散歩 ・・・ 砥部 「砥部焼伝統産業会館」と「坂の上の雲」の舞台を訪ねて |
| 2 | ・茶とやきもの 55 ・・・ 遠州流・安藤宗良先生にインタヴュー「義満や信長が使った天下一の名香」 ・「川喜田半泥子のすべて」展 |
| 3 | ・<repo>「遊び」 瑞浪陶芸協会作品展 ・・・ 瑞浪市陶磁資料館 |
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| ■乳の色なす砥部焼
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| 昨年、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第一部の放送がありました。原作は司馬遼太郎が書いた歴史小説です。そしてその物語の主人公・秋山好古、真之兄弟や正岡子規らは、皆、松山市の出身。今、伊予の国に注目が集まっています。 |
そこでまず松山市内に入ったら「坂の上の雲ミュージアム」へ。この施設は松山の街全体を、屋根のないフィールドミュージアムに、という考えに基づき活動しています。「坂の上・・・・」の関連でいえば、松山中学に赴任した夏目漱石と正岡子規の友情も忘れてはなりません。ふたりが過ごした「愚陀佛庵」が「松山城」の山腹に復元されています。
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| 砥部焼は200年を越える歴史があり、九州・肥前からの影響を受けつつ、18世紀後半頃から、磁器の生産が本格的にはじまった四国の名産地です。 現在では、染付磁器などの伝統的なもののほかに、様式にとらわれない新しい感覚の作も焼かれるようになっています。 そうした特徴を知るために、ぜひ訪れたいのが「砥部焼伝統産業会館」。歴史的な作品もしっかりと収集・管理されていて、草創期の陶器、また絢爛で精緻な磁器など、砥部焼の底力を再認識することができます。また、館内の案内なども丁寧で、とても好感の持てる専門施設だと感じました。 |
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| 現代の砥部で最も規模の大きな窯元が「梅山窯」です。50名ほどの職人を擁し、完全な分業体制で生産を行っています。この窯には、かつて柳宗悦や濱田庄司ら民芸運動の推進者たちが訪れています。その後、工藤省治氏(現在は春秋窯)の参加により、民芸や伝統を現代的に読み直したクラフト風な器の開発を進め、それらが時代に合致して一世をを風靡し「梅山窯」の名を高めました。 |
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| ■親近感のある磁器
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| およそ100軒の窯元が技を競い、四国一の生産高を誇る磁器の産地・・・・。砥部焼の魅力は、磁器にありがちな薄く壊れやすいイメージとしては対局の、日用の器としての親近感にあります。やや肉厚のぽってりしたボディ、飽きのここない色や文様、もちろん磁器特有の清潔な印象も深い。 今、世の中は四国ブーム。松山観光も兼ねて、一度は訪ねてみたい陶産地です。 |
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